お墓で損をしないために

墓石のリサイクルはできる?

みなし墓地や公営墓地ではありえないことですが、ほとんどの民営霊園では郷里や菩提寺から移動してきた墓石を、お骨の改葬などと共に移設することを一切、拒絶する規定を設けていると思われます。
思い入れの多い墓石を廃棄することは忍びないことであり、高価な銘石ともなれば「もったいない」事です。
私たち石屋は石から墓石を造り、売っての生業ですから、たしかに嬉しい事ではありませんが、お客様のご意向を伺う中で建設的な方向を見いだす事が出来れば幸いに思います。
昨今の墓地は当社扱いの霊園では平均面積で1.4㎡ほどですが、お求めの墓地次第で旧墓石の石質、形状、寸法から可能性を検討致します。
移設は霊園の規定によりますが、担当石材店や墓地管理者を含めた中での運営面における不利益を除く事が出来、墓石材料として使用が可能かつ運搬、加工等の費用面の合意も必要です。加えて重要な事は、外見上、新製品と同等な状況に仕上る事も条件でしょう。
思い当たる方は是非ご相談下さい。

上手にお墓を建てる基礎知識

いい物、高価な物をよく一生ものと言いますが、お墓の購入はまさに末代もの。
将来のことや家族構成、経済事情さらには好みや立地環境など、目の付け所が肝要となります。
そこで簡単なチェックポイントをご紹介させていただきました。

墓地選びのチェックポイント

交通・立地最寄りの駅からのアクセス、地理の判り易さ、渋滞状況。
環境風光、清潔さ、安全性。
施設・環境駐車場、休憩所、水施設、管理事務所。
運営・管理日当り、水はけ、風通し、緑地管理、広報・案内。
規則・条件宗旨宗派、檀家加入条件の有無。

取得・維持管理費用の予算計画

永代使用料墓地を買うと言うことは、永代にわたってその墓地を使用する権利を取得することで、その権利の代金が永代使用料。権利は相続人、親族に継承できます。
墓所墓石工事デザイン、材質、工事規模により様々あります。
税金不動産取得税・固定資産税の対象となりません。
ただし、墓所工事費には消費税がかかります。

墓地の種類と選択のポイント

公営霊園都道府県や市町村などの地方自治体が開発、管理、運営する霊園。公共施設であり、競争率が高く、応募の資格制限も厳しいため、取得が難しい。
公園墓地財団法人・宗教法人が開発、管理、運営する緑豊かな公園型の霊園。立地(交通・環境)が良く、施設の充実度が高く、規模・形態・件数が豊か。資格制限がない事が多い。
寺院墓地寺院を持つ宗教法人が、その境内において開発、管理、運営する墓地。宗派に属すか檀家になるなど、条件付きの場合が多いが、寺院との親密なコミュニケーションがとれる。

計画からお引き渡しまで

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彫刻文字加工
据付け工事
完成と確認
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